この本を読まずして21世紀の精神医療は始まらない
物質使用障害の新しい治療法
覚醒剤,アルコール,ギャンブル,万引き,ストーカー行為,自傷etc.……がやめられない。やめられないのは意志が弱いせいだーーそう言われてきたが, やめられないのは意志の問題ではない。身の回りの刺激とそれらの行為が強力に結びついて条件反射を形成しているから,やめたいと思っていてもやってしまう のだ。
本書はパヴロフの学説を基に,その条件反射を弱め,平静な状態を保つ新たな反射を形成することで欲望そのものをコントロールする技法,条件反射制御法の理論と実際を詳説する。
その驚きの効果を実際にぜひ味わってほしい。医療・福祉の領域における治療・訓練に新たな地平を拓き、刑事司法体系に対して変わるべき根拠とその方向を示す画期的治療法の登場である。
第1章
望まない神経活動が再現する者の抱える問題
第2章
パヴロフによる動物の行動と反射に関する理論
第3章
望まない神経活動が再現するメカニズム
第4章
進化と条件反射
第5章
条件反射制御法の理論
第6章
条件反射制御法の実際
第7章
事例でみる望まない神経活動再現のメカニズム
第8章
規制薬物摂取を反復するヒトの有責性ととるべき処遇
ほか
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