ギリシャ・ローマ世界では、哲学は論理体系の構築である前に、人々が自然の神秘を受け止め、日常生活の苦難を乗り越えるための知恵、生の様式、精神の修練であった──新プラトン主義やストア派などの研究で世界的に知られ、コレージュ・ド・フランスで古代哲学を教えた著者が、相互的な学びに基づく哲学の本質について易しく語った自伝的な対話の書。哲学への最良の入門書、英語版もロングセラー。
はじめに
第一章 教会の法衣のもとで
第二章 研究・教育・哲学
第三章 哲学の言述
第四章 解釈・客観性・誤読
第五章 合一体験と哲学的生
第六章 精神の修練としての哲学
第七章 生き方としての哲学、知の探求としての哲学
第八章 ソクラテスからフーコーまで──ひとつの長い伝統
第九章 受け入れがたいもの?
第十章 いま在ることがわれわれの幸福
結びとして
訳 注
訳者あとがき
人名索引
レビュー(0件)