日本における国際女性デー100年記念出版。今日の日本では、国連が定めた日として、各種女性運動はもちろん、政府、企業も加わって百花繚乱の感がある。しかし現実は、まだまだ差別ばかりである。本書は、この先の運動に役立つことを願い、過去100年の資料を集めて記録したものである。
目次
序 章 国際女性デーの歴史に関する先行研究・文献、本書の課題
第1部 期限をめぐる伝説 アメリカ社会党、第二インターナショナルから第三インターナショナルの時代まで
第1章 起源:伝説から史実へ 20世紀初頭のアメリカ社会党の女性参政権運動
第2章 第二インターナショナルでの国際女性デーの国際化
第3章 第一次世界大戦下1915年からロシア革命2月革命と国際女性デー
第4章 第三インターナショナルのなかでの国際女性デー(1919〜1943年)
第2部 日本への国際女性(=婦人)デーの伝搬 日本における戦前そして戦後1960年代まで
第5章 日本への伝搬:最初の国際婦人デー 「赤瀾会」、「八日会」、「種まき社」
第6章 弾圧の時代の日本の国際婦人デー 国際婦人デーどう繋がれていったか
第7章 戦後の国際的・国内的変化のなかでの日本の国際婦人デー1946〜1959年まで
第8章 1960年代から「国際婦人年」(1975年)にいたるまでの国際婦人デー
第3部 国連の時代の国際婦人デー 国連が定める「国際デー」となって
第9章 国際婦人デーは国連の「国際デー」の1つとなる 「国際婦人年」と「国連婦人の10年」(1975〜1986年)の流れのなかで
第10章 1980年代の国際婦人デー コペンハーゲン・ナイロビ世界女性会議と冷戦時代の終わり
第11章 1990年代前半の国際婦人デー 1995年「北京世界女性会議」まで
第12章 1990年代後半 1996年〜2000年 20世紀最後の5回の国際婦人デー
第4部 21世紀の国際女性デーと日本の100年
第13章 21世紀の国際女性デーの広がり 21世紀の最後の10年:2001-2010年
第14章 2011年から2016年の国際女性デー 国際女性デー100年とUN Women
第15章 2017年から2019年の国際女性デー:転換の時代へ
第16章 2020年代、コロナ・パンデミックの3年、ロシアのウクライナ侵攻のなかで
終 章
あとがき・謝辞
年表
文献リスト
索引(人名・事項)
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