1960年代、ツーリングカー・レースの魅力が華やかに開花した。その主役となったのは、その多くが何の変哲もないスポーツサルーンであった。ヨーロッパを中心としたこれらのスポーツサルーンは、単なるファミリーカーにとどまらず、ツーリングカー・レースのために様々な性能向上が施され、文字通り“羊の皮を被った狼”としてその性能や速さを競ったのである。日本でも、1963年に催された第1 回日本グランプリを契機として、スカイライン2000GT-B、トヨタ1600GT、ベレット1600GTなど、量産車をベースにした高性能なスポーツモデルが開発された。これらのスポーツモデルは多くのツーリングカー・レースに投入され、時にメーカーの威信をかけて、激しいレースを繰り広げ、日本におけるモータースポーツは隆盛を極めた。
ツーリングカー・レースを彩った懐かしい車たち 高島 鎮雄
復刊にあたって 平山 暉彦
レースが生んだ車 プリンスのGT
プリンス・スカイラインGT
日本で最初にGTと名乗った量産車
いすゞベレット1600GT
ビッグワークスの目覚め トヨタのツインカム
トヨタ1600GT
R380の心臓を移植したGT-R
ニッサン・スカイライン2000GT-R
海外遠征で鍛えたマツダワークス・ロータリー
マツダ R100クーペ(ファミリア・ロータリー・クーペ)
プアマンズ・ミニ・クーパー
ホンダN360
バトル・オブ・ザ・ベイビー
サーブ96スポーツ
バイエルンの先鋒 フラットツインBMW
BMW 700 CS
スポーツ・サルーンのキング・オブ・キングズ スモール・ジャガー
ジャガー・マーク2 サルーン3.8
ヨーロッパを制覇したデトロイト産ポニー
フォード・マスタング
クォドリフォリオのついたベルリーナ
アルファロメオ・ジュリアTIスーペル
1960年代半ばの最強のサルーン「ロータス28」
フォード・ロータス・コーティナ
4気筒BMWの挑戦
BMW 1800 Ti/TiSA, 2000 Ti
ミラノの赤い狼
アルファロメオ・ジュリア・スプリントGTA
フライング・マッチボックスの10年間
BMCミニ・クーパー&クーパーS
サーキットの即興詩人 ラルフ・ブロード
フォード・アングリア
ルーツ・カーの旗艦 フレイザー・インプ
ヒルマン・インプ
さそり座のリトルスター
フィアット・アバルト850TC, 1000TCベルリーナ・コルサ
さそり座のスター・ダスト595, 695
フィアット・アバルト595, 695SSベルリーナ・アセット・コルサ
フレンチブルーの栄光を蘇らせたR8
ルノーR8 ゴルディーニ
ドイツのボーイズレーサー NSU・TTS
NSU 1000TTS
シェルビーの荒馬 GT350
シェルビー・マスタングGT350
名門の血統をもつロードレーサー
ランチア・フルヴィア・クーペ・ラリーHF1.3/1.6
ツッフェンハウゼンの狐
ポルシェ911
6 気筒GTと対決したツーリングカー
BMW 2002 Ti/Tii/ターボ
ボアラムのジャイアント・キラー
フォード・エスコートTC/1300GT
1960年代のツーリングカー・レースについて
1960年代ツーリングカーが活躍した主な舞台
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