文化には目に見える文化と目に見えにくい文化がある。本書は後者を「内在文化」と呼ぶ。この内在文化は海面下の氷山に当たり、これを無視して可視的な現象を論ずることは「仏作って魂入れず」の結果をもたらす。本書は、日本と韓半島(主に韓国)が置かれた環境は異なっており、そのため、それぞれ「状況志向的、理想志向的」な価値観が顕著になったと主張する。そして、この内在文化が両社会の「日常生活(対人関係、社会生活、ストレス、家族、宗教・思想、衣食住)、歴史、政治・外交、経済、表現(言語・非言語、文芸)、大衆文化(韓流、観光、スポーツ)」と如何にかかわっているかを解析する。
第1章 2つの地域が持つ環境的な特徴
第2章 日本と韓国の内在文化
第3章 生活と内在文化
第4章 歴史、政治・外交、経済と内在文化
第5章 表現と内在文化
第6章 大衆文化・レジャーと内在文化
第7章 「韓国人」「日本人」とは誰か?
第8章 どのように向かい合えばいいのか?
第9章 結び 〜日韓は共生を目指す〜
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