蔵書はあらゆる分野におよぶ3200冊。それでも持ち主が生涯をかけて蒐集したほんの一部だ。持ち主の名はエルナンド・コロン、コロンブスの私生児である。15世紀半ばのグーテンベルクの印刷革命から100年足らず、ルネサンス、宗教改革、大航海時代の最前線で世界のありとあらゆる情報を集めて目録化しようと試みた書物狂の知られざる物語。
プロローグ セビーリャ 1539年7月12日
第1部 魔法使いの弟子
第1章 大洋からの帰還
第2章 純血の宮廷で
第3章 預言の書
第4章 父と子
第5章 夜の知識
第2部 絵であらわされる言語
第6章 靴と船と封蠟
第7章 世界都市
第8章 秩序の構造
第9章 辞書の帝国
第3部 世界地図
第10章 悪魔は細部に宿る
第11章 故郷に勝る場所はなし
第12章 切り取る
第13章 壁のない図書館
第4部 ものに秩序を与える
第14章 新たなヨーロッパ、変わらないヨーロッパ
第15章 どこにもない国の王
第16章 最後の指示
第17章 エピローグーー船のかけら
謝辞
『コロンブス提督伝』に関する注記
訳者あとがき
出典について
図版一覧
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