- 46
- 3.81
英国の楽しい古風なクリスマス。そんな時でもポアロは推理にあけくれていた。外国の王子がある女性によって由緒あるルビーを奪われたので、それを見つけ出してほしいというのだ。女性が潜む屋敷へと赴いたポアロは探偵活動を開始する。表題作をはじめ、短篇の名手クリスティーによる短篇のフルコースを召し上がれ。
英国の楽しい古風なクリスマス。そんな時でもポアロは推理にあけくれていた。外国の王子がある女性によって由緒あるルビーを奪われたので、それを見つけ出してほしいというのだ。女性が潜む屋敷へと赴いたポアロは探偵活動を開始する。表題作をはじめ、短篇の名手クリスティーによる短篇のフルコースを召し上がれ。
レビュー(46件)
久しぶりにアガサ・クリスティーの世界観を堪能しました イギリスの田舎のクリスマスの情景が浮かんできて、それだけでも楽しかった ポアロとミス・マープルが一冊で楽しめる、ファン必須の一冊だと思う
アガサ・クリスティの短編集。名探偵ポアロ5編とミス・マープル1編の6編。ポアロ作品は、クリスマス・プディングの冒険、スペイン櫃の秘密、負け犬、二十四羽の黒つぐみ、夢。マープル作品は、グリーンショウ氏の阿房宮。推理を楽しむというよりは物語を楽しむ軽めの話が多いので、サクッと読めると思います。
読んでる間は楽しいのですが、心に残るものは特になかったです。でも雰囲気を味わうにはもってこいですね。
短編集
ポワロメインの短編集ですが、ミス・マープルの短編も含まれています。 一刻でも早く結論が知りたくて、あっという間に読んでしまいました。 クリスティのミステリーは何回読んでも秀逸です。
長編が好みですが、クリスティで未読の長編が少なくなってきたので購入しました。 でも短編でも楽しめます。解説を執筆した漫画家さんも言っていますが、ミステリーの基本をおさえていて、そして上品。さすが女王です。 イギリスの生活などにも密接に関連している作品でした。 7つの物語がありますが、6つがポアロ、1つがマープル。クリスマスプレゼントにもぴったりの作品です。