地球には十数枚のプレートがあり、プレート同士の押し合いによって発生するのが「地震」である。
「地震学」を理解するうえで数式は必要不可欠である。だが、これまでの地震の解説書では文字で説明するものはあっても、数式を用いて原理をふさわしく解説するものはなかった。
本書では、地球の構造や地震の発生原理、これまで考えられてきた地震の定説までを数式を交えながらわかりやすく解説する。
第1章 地震の基礎
地震の定義と幾何学/弾性体の変形とベクトル/微分と弾性体の伸び/弾性体のひずみと三角関数/せん断ひずみの意味/弾性体にかかる力/応力の定義
第2章 地震の原理
はじめに/応力のつり合い/一般化されたフックの法則/運動方程式/いろいろな積分/部分積分と発散定理/相反定理/表現定理
第3章 地震はどのように起きるのか
震源の発見/地震と断層/プレートテクトニクス/沈み込み帯/震源断層の種類/ダブルカップルの発見/ダブルカップルの証明/ダブルカップルの証明(続き)/証明のまとめ
第4章 地震の起こり方を解析する
はじめに/点力源による地震動/点力源による地震動(続き)/点震源による地震動/放射パターン/メカニズム解/おわりに
参考文献
索 引
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