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寿雪の銀髪が、衆目にさらされた。その銀髪こそが、前王朝の血を引く証だった。高峻が策をもって隠してきた寿雪の秘密がしられてしまったのだ。 同時に、柳寿雪は化け物を退治した美しき巫婆だという評判も城下に広がり始めていた。だが寿雪本人の魂は何処かへとってしまい、その肉体に宿り動かしているのは“烏"だった。 そして騒動のさなか、衣斯哈の行方も不明となり、白雷と隠娘もともに姿を消していた。寿雪の命を守れるかどうかの瀬戸際に立っているーーそう考え冷たい汗をにじませる高峻。 状況は緊迫の度合いを高めていく中、寿雪の魂を呼び戻すためには血縁者の存在が不可欠だという情報がもたらされるが……? 物語は新たな局面へ。圧倒的中華幻想譚、緊迫の第6巻!
レビュー(94件)
伏線がありそうですね
まだ読めていませんが気づけば4巻出ていてまとて買った覚えがあります テレビを見てイメージ通りキュンとなりました
2022秋アニメ原作
きれいな状態の本で、梱包も問題ありませんでした。2022秋からアニメ放映されるので楽しみです。
ドキドキ…
前巻を読み終えた後、続きが気になってしかたがなかった。 書店の『後宮の烏』フェアで初めて出会い、一目惚れした。 「試しにしばらく読んでみよう。」と2~3冊購入する場合もあれば、「ん~、これはもういいかな。」と最初の1冊目でやめてしまう場合もある。 だが、『後宮の烏』は、第1巻をパラパラと斜め読みした時、すぐに「これは最終巻まで読む。」と決めた。 今回も一気読みした。
これも続きが気になります。1巻から読み直していますが、本当に面白いです。引き込まれる作品です。
次巻が最終巻だそうです。神々の戦いに巻き込まれていく人間たち。海底火山の噴火の予兆がある6巻。次巻は噴火するのか、防ぐのか。とっても楽しみです。