このお話は「魂のパートナー」を題材に選んでいます。「男女の愛」はこの宇宙の中でも神聖かつ深遠なテーマですが、 非常に難しい課題でもあります。この世を見ていると、男女の愛にみな右往左往し、失敗ばかりしているように感じられます。それはなぜなんでしょうか。魂の片割れ、運命の人、連理の枝。人は常に自分にベストな相手も求め、さすらい、恋し、結婚し、そして裏切られ、後悔し、不倫し、離婚し・・・。実にさまざまな人生模様を繰り広げます。そこには人の数だけのドラマがあります。正解なんて、ないのかもしれません。でも、魂の原点にかえってみると、実は私たちは二つでひとつの完全な魂として神様に作られていたのかもしれません。それを二つに分けられたがゆえに、心の底で分かれた相手を捜し求めるのかもしれません。それはとてもロマンティックで、いつになったら出会えるんだろうと思ってしまうほど長い時間、私たちは別々の宇宙の旅を楽しんでいるのです。この世限りの魂でないことがわかれば、この人生で本当の相手に出会えなくても、悲しむことはないのです。出会ってしまえば、別々の宇宙の旅はそれで終わりを告げてしまうかもしれません。そんなの、つまらなくはないでしょうか。この物語を、是非、多くの方に読んでいただけたなら、幸いです。
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