ふつうに暮らしていた人が病気になることで変わる「こころ」の世界はどのようなものか。本書は、それら病者や家族のこころの動きの特徴を、心理学の視点から考察していく。また、医療の場における病者とその家族を、健康や大切な人を「喪失しつつ生きる者」という観点から見なおし、とくに「人間としてどう生きるか」という問いに直面している人への理解とケアのあり方を探っていく。医療現場にかかわるさまざまな心理学的問題を取り上げ、ひろく医療に従事する種々の専門家から、病人を抱えている家族や友人、病気とともに生きる人々までを対象に、それらについて模索し詳述している。
レビュー(0件)