【POD】ヒポコンドリー社会の「護心術」〜スクールカウンセラーが読み解くコロナ禍の正体〜
【内容紹介】
世界的パンデミックで混乱を引き起こした新型コロナウイルスの騒動により、日本社会において人々はソーシャルディスタンスという社会的な距離だけではなく、考え方の違いによる心理的な距離もできるようになってきました。
インフルエンザによる死もある一方で、新型コロナの陽性反応による死だけが許されないのはなぜでしょうか。
メディアの切り取りとクローズアップによって、過剰にウイルスという存在が気にされるようになったのです。
さらに、ステイホームによる家庭内ストレスの増加、コロナ禍における将来不安は、普段から生きづらさを抱えていた人々の溢れそうな心の器に容赦なくストレスを注ぎ込んでいきます。その結果が、女性と若者の自殺増加です。
スクールカウンセラーとして活動する著者は、この現状を打開するべく、コロナ禍における不安や恐怖の根底にあるものを解き明かし、その対処法や考えを本著にまとめました。
過剰な自粛がなぜ起きたのか?
メディアによってつくり出される“恐怖ウイルス”と、その向き合い方とは?
本書を通じて、一刻も早くコロナ禍が収束し、楽しい生活様式を取り戻すお手伝いができたらという著書の願いのもと執筆された一冊です。
【目次】
第一章:コロナ禍の心理アセスメント 〜ありのままの事実を見る〜
第一節「数字で読み解く」
第二節「二つ以上のストーリーを聴く」
第三節「立場が人をつくる」
第四節「歴史を振り返る」
第五節「疑問を持って仮説を立てる」
第二章:ヒポコンドリー社会のメカニズム 〜コロナ恐怖の正体〜
第一節「インフォデミックという集団神経症」
第二節「恐怖を煽るコロナ商法」
第三節「こうしてTVに洗脳された」
第四節「日常を書き換える臨場感」
第五節「テレビという母親」
第六節「コメンテーターの心理分析」
第七節「全体主義という潔癖症と魔女狩り」
第八節「無責任な責任感」
第九節「全体主義的空気の歴史」
第十節「認知的不協和と自己暗示で変わらない空気」
第三章:ヒポコンドリー社会と生命至上主義 〜全体主義的空気の正体 その1〜
第一節「HSPを訴える敏感な子どもたち」
第二節「定義が変わる統計」
第三節「シルバー民主主義下のよい子たち」
第四節「厳罰化の潮流」
第五節「ヒポコンドリー社会は監視社会」
第四章:ヒポコンドリー社会と拝金主義 〜全体主義的空気の正体 その2〜
第一節「お金に支配されるヒポコンドリーな人たち」
第二節「宣伝効果を差し引いた効果は?」
第三節「患者が自分らしさになる」
第四節「アイデンティティ戦争とヒポコンドリー」
第五節「ナショナリズムvsグローバリズム」
第六節「全体主義vs個人主義」
第五章:ヒポコンドリー社会の護心術 〜プロパガンダから心を護るには〜
第一節「プロパガンダの戦略に気づく」
第二節「プロパガンダの戦略を攻略する」
第三節「心の武装解除をする」
第四節「戦わずして勝つ」
第五節「テレビという母親から自立する」
第六節「諸刃の剣を活かす」
第七節「諸刃の剣で水を差す」
第八節「アイデンティティを護る」
第九節「お金よりも大切な心を護る」
第十節「命よりも大切な心を護る」
あとがき
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