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オフィス街に程近い商店街の一角、犬の看板が目印の雑居ビルの地下1階にその店はある。猫の絵が描かれた扉の食堂「洋食のねこや」。洋食屋といいながら、洋食以外のメニューも豊富なことが特徴といえば特徴のごく普通の食堂だ。しかし、「ある世界」の人たちにとっては、特別でオンリーワンな一軒に変わる。「ねこや」には一つの秘密がある。毎週土曜日の店休日、「ねこや」は“特別な客”で溢れ返るのだ。「土曜日の客たち」=「ある世界の人たち」にとっては見たことも聞いたこともない料理ばかり。特別な絶品料理を出す「ねこや」は、「ある世界」の人たちからこう呼ばれているー「異世界食堂」。そして今週もまた、チリンチリンと鈴の音が響く。
レビュー(50件)
子供に頼まれて購入しました。学校での読書の時間に読む用ですが、とても喜んでいます。
面白かった!
異世界側視点での異世界もの。レビューやカバー絵が気に入ったので購入。予想以上に面白く、一気に読み終えました。そしてすぐに2巻も購入。届くのが待ち遠しいです。 短編形式でそれぞれ別の異世界人(人?)の視点から書かれています。個人的には、テンポが良過ぎで、もう少し話を膨らませても良いように思いますが、そこは読者側が行間を読んだり妄想したりで楽しめるとも言える良い作品です。
ネットからのファンです。 文庫本となって手元にある事、とっても嬉しいです。 追記 読み終わってみて、ネットにない特別編面白かったです。
やっぱり面白い!!
同じくネット読書ですが、保存用に紙媒体も購入してしまいました。これでネットから引き上げられても安心。良いお話は何回も読み返したりするので、手元に置いておきたい思ってしまいます。本という形になってくれて感謝です。
ネットで愛読してた異世界グルメ小説
ネットでほぼ読んでるんだけど。書き下ろし分と、作者へのお布施で購入。 食べるのは普通の洋食。でも、客のほうは異世界からの訪問者。種族や職業も雑多で、冒険者や商人はもちろん、皇女様や神官や神様までお忍びでやってくる。普段は敵同士の種族でも、平和に食事を楽しんで帰る特別な空間。 RPGの世界観から戦闘シーンを抜いて。食べ物に特化したファンタジー。