人々の言説活動は、いかにして社会を変えてきたか
ーー孤独・孤立をめぐる歴史を紐解き、言説活動を社会変革につなげるためのヒントを探る
かつて、孤独・孤立は個の解放/確立と結びつけられ、必ずしも問題とはみなされていなかった。しかし今、社会システムが綻びていくなかで、孤独・孤立は多数の人々にとって生存を脅かすリスクとなっている。就職氷河期世代の中高年化で急増する貧困で孤立する人々、孤立したケアで追い詰められる人々……。もはや、「個人の選択の帰結」という段階ではない。問題の根と向き合うには、言説活動の力を社会システムの変革に向けなければならない。本書は、そのためのヒントを言説活動の歴史から探る試みである。
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