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1940年にドイツ占領下のポーランドに生まれたマイケルは、ゲットーや収容所暮らしを余儀なくされたのち、わずか4歳でアウシュヴィッツに送られた。なぜ、子どもが次々に殺されていった収容所で、彼は6か月も生き延びられたのか?悪や絶望がうずまく世界の中で、ひたむきに前を向いて生きたマイケル一族の姿が胸を打つとともに、家族の絆や、希望を失わずに生きることの大切さをあらためて教えてくれる良質なノンフィクション。
1940年にドイツ占領下のポーランドに生まれたマイケルは、ゲットーや収容所暮らしを余儀なくされたのち、わずか4歳でアウシュヴィッツに送られた。なぜ、子どもが次々に殺されていった収容所で、彼は6か月も生き延びられたのか?悪や絶望がうずまく世界の中で、ひたむきに前を向いて生きたマイケル一族の姿が胸を打つとともに、家族の絆や、希望を失わずに生きることの大切さをあらためて教えてくれる良質なノンフィクション。
レビュー(23件)
今こそたくさんの方に読んでほしい
実話だということで、どうやって生き抜くことが出来たのかがわかりあっという間に読み終えました。彼の家族はもちろんのこと支え続けた祖母の素晴らしさと母の生きる力等本当にすごいと思います。ホロコーストに関わる本はかなり読んできました。アウシュヴィッツにも行きました。辛い思いを、口には出せない思いをこうして文章に残してくださったことに感謝します。罪のない人々が命を失ったことを決して忘れてはならないということや戦争や差別は絶対にダメだということを改めて思いました。沢山の方に読んで考えてほしい名著です。
世界中の人たちに読んでほしい名作
ホロコーストについて知りたい思いだけでなく、危機的な状況でどのように我が子を守り抜けたのか、という点も知りたくて購入しました。著者の方は当時4歳、どのように記憶を辿ってこの作品を作られたのだろう…と思い購入しましたが、圧倒的な情報量に驚きました。当時大人であった親族の皆様はじめ、大勢の方々に膨大な時間と手数をかけ丁寧に取材されたことが伝わりました。 ノンフィクションと思えない数々の奇跡が起こり生き延びることができた著者の方、そして勇気と叡智をもって皆を救うため奮闘された著者のご両親、親族の方々に心から敬意を表したいと思います。 また、届いたときは分厚いと思いましたが3時間程で読破しました。読みやすく、次の展開が気になりあっという間に読み進めたので、中高生にもおすすめできる一冊です。1人でも多くの方に読んで頂きたいと感じました。
早かったです
数日以内に手元に届きました ありがとうございました