釣り道具をかたわらに、五感を使って遊ぶ
どんなに視力がよくても、風そのものを見ることはできない。
しかし、風が動かしたものを見ることで、その姿は察知できる。
風に乗って波上を舞う飛沫、川面をなで木々の葉に触れる小さなゆらめき……。
風の感触は、肌で感じることができる。
なかでも素肌が露出している顔で風に触れれば、風が吹いてくる方向を知ることもできるのだ。
そして、地球を巡る大気の流動性、ダイナミックな風をいちばんわかりやすく見つめられるものが雲だ。
雲の流れを見ることは風を見ることであって、雲の流れや動きは、多くの情報をもたらしてくれる。
そうした知識を育むことで、たとえ悪天候でも野外で過ごすことの不安要素が減り、仲間がいれば連帯感も生まれ、充実した時間が過ごせる。
風向きが変われば小さなタープやポンチョを固定して雨風の侵入を防ぎ、大切な焚き火の火床を移動すればいい。
その火で焼いた貴重な釣魚の味には、“五感を使って遊ぶ釣り”のすべてが集約されているだろう。
【巻頭インタビュー】小説家・ノンフィクションライター 樋口明雄 -記憶と経験を探るため、作家は斧を握った。-
【特集】釣りx自然生活の深くて新しい楽しみ方を知る「自然と楽しむ5つの釣り物語」
◎Bike To Fishing の楽しみ方
◎サバイバルフィッシング & 防災に役立つアウトドア術
◎釣り人も覚えたい水辺のおいしい野草学
◎山暮らし釣り日記
◎その先へ! 冒険的源流釣行
【連載コラム】
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