ケルンのアルキポエータ、ウォルター・マップ、ペトルス・アベラルドゥス、ピエール・ド・ブロワ、オルレアンのフーゴ・プリマス……十二世紀ヨーロッパ。向学心に燃えながらも貧困に喘ぎ、都市から都市へ托鉢して放浪し、時には旅芸人や道化役者に身をやつし生活を送った若者たちがいた。「ゴリアール派」と呼ばれる彼らは運命の女神に翻弄されて身を持ち崩しながらも、堕落した高位聖職者らを鋭い舌鋒で批判・諷刺した詩歌や、酒、女、賭け事を主題にした多くの享楽的なラテン語の詩を後世へ遺した。
1 司教ゴリアスの黙示録/5 春の日の乙女の愁い/8 曙の瞑想/10 この世の薔薇/X3 人生の儚さについて/X4 薔薇の蕾を摘め/XV ウェヌスの宵祭りの歌/X7 酒神バッカスよ/X9 わが花の女神フローㇻよ/XX わが青春の放縦と悔恨/XX2 司教への恨み節/XX4 船旅の恐怖/XX8 アルキポエータの諌言/XX9 ヨナの告解/XXX 安息日の夜の夢/XXX1 金銭(かね)の歌/XXX7 時間よ止まれ! ほか全43章。
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