ジョブ型雇用を経営に活かす!
現場を知るコンサルタントが明快に解説
ジョブ型雇用というと「職務記述書(JD:ジョブディスクリプション)」ばかりが注目されがちだが、
実は日本に拠点をもつ外資系企業の半数はそこまで詳細なJDを作成していない。
自社に必要な人材要件とキャリア、報酬制度の全体的な設計が重要なのであり、
JDはその一要素にすぎないからだ。
本書は、こうしたジョブ型雇用に関するさまざまな誤解を解きつつ、
制度設計から運用のポイントまでを具体的に説明する。
人事担当者はもちろん、現場の管理職にとっても欠かせない知識が満載の1冊となる。
著者は人事コンサルファームのマーサージャパンのコンサルタントたち。
企業の実例を多数とりあげた、実務に役立つ実践入門書だ。
第1章 ジョブ型雇用とは何か
第2章 ジョブ型雇用の基本形
第3章 経営戦略とのかかわり
第4章 導入にあたってのポイント
第5章 ジョブ型雇用がもたらすもの
第6章 競争力強化のためになすべきこと
レビュー(11件)
浅すぎない、適度な難易度の入門書
濱口先生の「ジョブ型雇用社会とは何か」→本書の順で読了。「ジョブ型雇用社会とは何か」は日本における雇用制度の歴史的経緯や法学的な問題・課題などが書かれていて非常に興味深く知識が深まるが、法律の専門用語が多く一社会人としては難解な部分も多かった。本書は実務寄りの内容ではあるものの、ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用と言われるシステムの詳細はもちろん、「ジョブ型雇用社会とは何か」で解説されていた歴史的経緯や法制度などについても触れられており、内容的にも浅すぎず、入門書としての読み応えは十分。この2冊を読み、いかに自分がメンバーシップ制にどっぷり浸かっていたかよく理解できた。