中立? 公平? 客観報道? 不偏不党? そんな大文字の動機で取材するのもいい。けれど、本書で藤井誠二と語っている、第一線で活躍する表現者たちは、極私的な動機、いわば小文字の動機で取材する者ばかりである。 『最後の職人・池波正太郎が愛した近藤文夫』の中原一歩、『日本の路地を旅する』の上原善広、『ネットと愛国』の安田浩一、『体の知性を取り戻す』の尹雄大、『ヤクザと憲法』の土方宏史、そして『FAKE』の森達也。 僕たちは、なんのために、誰のために、なぜ取材し、どう取材するのか。 取材者としての本音が語られ、取材の手の内が明かされる!
はじめに 藤井誠二
ノンフィクションで「食」を記述する方法
中原一歩×藤井誠二
「私」を全面展開するノンフィクションの取材とは
上原善広×藤井誠二
なぜ人がやりたがらない取材対象を選ぶのか
安田浩一×藤井誠二
セッションのようなインタビューは可能なのか
尹雄大×藤井誠二
私がヤクザを取材した理由
圡方宏史×藤井誠二
取材とはつねに残酷で私的なものである
森達也×藤井誠二
おわりに 藤井誠二
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