「美しい 醜い 誰が決めた 作者不詳の詠み人知らず
それなら 穴掘り 捨てろ 埋めろ
いまここに ルッキズムの墓たてろ!」
デビュー作にしてリアルで壮快な読後感に絶賛の嵐!
太めの体型を気にしながらも、明るいキャラで乗り切ってきた、萌々(もも)、中学2年生。
どんな習い事も続かない帰宅部だったはずなのに、ある日出会った、派手でかっこいい女性に誘われたヒップホップクラスにうっかり顔を出してみることに。
そこにいたのは、クラスメイトから恐れられている孤高の莉愛!
リズムや韻を考えぬいて、ほんとうの気持ちをぶちかますラップに夢中になっていく二人。
「すべてはイメージ すべて虚構 いまここにいる わたしだけがリアル
Big Up! Big Up! わたしはわたしのままで この人生を謳歌してみせる」
でも、ありのままの自分で人生を謳歌するなんてできるんだろうかーー?
*第64回講談社児童文学新人賞佳作入選作
レビュー(14件)
映像化してほしいぐらいの良作
非常に良い作品に出会えた!! こんなに感動して、晴れやかな気持ちになって、若々しかったあの頃に連れて行ってくれた作品は今までになかったんじゃないか!? 反ルッキズムの教育本かなぁという程度の興味本位で読んだが、頭をパシッとはたかれた気分だ。そんな生温いもんじゃない。 本から音が聴こえる、香りがする、風を感じる…なんて久しぶりの体験を得られた。 一つの映画を見終えた気分だ。 子ども達だけでなく、日々に疲れた大人達にも読んでほしい。 とにかくエネルギーに溢れた作品だった。