「日本商工会議所主催の簿記検定試験3級」は年間約30万人が受験している資格で、この数値は運転免許や語学系の各種試験(TOIEC、漢字検定、日本語検定)を除いたビジネス系の資格試験では常にトップを争う人気となっています。「簿記」の資格について、古くは経理職を目指す人だけが受けるものというイメージ、反対に最近では優秀な会計ソフトが登場したので、簿記の必要性が薄らだと考えている人もいるようです。しかし簿記は会社の数値を読み解くために必要な知識が豊富に含まれているため、経理職に限らず、どの部署においても活用範囲が広く、会社によっては就職内定者向けの研修プログラムに「簿記」を組み込んでいることもあるようです。このように「社会人としての基礎知識」であり「資格の王様」である簿記3級について、検定試験合格レベルの知識まで達するための一助となるべく、本書を作成しました。本書の執筆にあたり心掛けたことは、簿記を初めて学ぶ人が直面すると思われる事柄に対して「なぜ?」「どうして?」といった疑問に可能な限り答える記述をしました。また実務において役立つ知識などプラスワンの情報も多く掲載しました。250ページにわたる解説と約200問の豊富な例題を根気強く解いていただくことにより、今まで抱えていた多くの疑問が解消され、大きな満足感を得られるものと確信しています。また本書を、よりどころとして実際に簿記検定試験を受験される皆様には、受験される回の合格者にあなたの名前(受験番号)が刻まれることを願っております。
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