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別れは終わりではなく、始まりである。二十歳の時、十六歳の弟を喪くした。三十五歳の時、愛する妻を喪くした。理不尽な別れに神を呪ったこともある。酒に溺れ、無気力な日々を過ごした。だが、いまならわかる。出逢えば別れは必ずやってくる。それでも出逢ったことが生きてきた証しであるならば別れることも生きた証しなのだろう、と。--伊集院静ーーシリーズ累計140万部の国民的ベストセラー第三弾「別れ篇」。 人は別れる。そして本物の大人になる。 数え切れない別れを体験してきた作家が届ける 切なく優しいメッセージ 国民的ベストセラー第三弾。 別れは終わりではなく、始まりである 二十歳の時、十六歳の弟を喪くした。 三十五歳の時、愛する妻を喪くした。 理不尽な別れに神を呪ったこともある。 酒に溺れ、無気力な日々を過ごした。 だが、いまならわかる。 出逢えば別れは必ずやってくる。 それでも出逢ったことが生きてきた証しであるならば別れることも生きた証しなのだろう、と。 ーー伊集院静 ※初出 「週刊現代」2011年12月24・31日号〜2012年11月17日号。 単行本化にあたり抜粋、修正をしました。 第一章 別れて始まる人生がある 第二章 楽して得られるものなんてない 第三章 正義っぽいのを振りかざすな 第四章 本物の大人はこう考える
レビュー(103件)
女性でも楽しく勉強しながら読める内容でした。
素直をさせてくれる文章
大人の人はこういう考えを持たないといけないのがと、素直に思える文章です。
母に頼まれ…
大人の流儀5が発売になったのを機に、1~4まで購入を依頼されました。気に入っているようで、読み終わるスピードが速いです。夏目さんとのエピソードなど興味深い内容が多いようです。
主人購入品
伊集院静さんのファンの主人購入品です。良い本だそうです。
う~ん
伊集院さんの「大人の流儀」シリーズは大変為になり、面白いので全て購入していますが、今回の巻には過去の巻に掲載されていた全く同じ話が数話登場します。これは如何かと思います。編集部のやり方に腹が立ちます。ただ話はやはり為になり、面白いです。