一度も行ったことがないタイの地方都市にバスで降りる。
街中の華人廟にかかった額の文字を見ただけで、たちまち
その町の地理的特徴や産業、町の出自がわかってしまう。
たとえば
町中に「水尾聖娘」の扁額が掲げられているのを見れば、
この町は海南人の影響力の強い町であることが解り、
必然的に材木市場の立つ町であり、香ばしいコーヒーが
焙煎される町であることが推し量れる。
タイの都市を造った華人の思いがつまる華人廟
の解読をとおして、タイの諸都市の
なりたちや発展の構造が見えてくる。
謎解きのかたちで町を案内し、
従来にない視点でおもしろく都市構造を解説!
もくじ
第一章 タイの都市には、なぜ華人廟があるのか
第二章 海南郷党ーー大いなる開拓者
第三章 潮州郷党ーータイ最大の華僑集団
第四章 福建郷党ーー雄飛する華人揺籃の地
第五章 客家郷党ーー由緒正しき漢民族の後裔
第六章 広東郷党ーー機械技術に強い誇りある集団
第七章 その他郷党ーー少数ながら光る存在意義
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