- 1993
- 3.05
執事とお嬢様刑事が、6つの事件を名推理! ミステリ界に新たなヒーロー誕生! 主人公は、国立署の新米警部である宝生麗子ですが、彼女と事件の話をするうちに真犯人を特定するのは、なんと日本初!?の安楽椅子探偵、執事の影山です。 彼は、いくつもの企業を擁する世界的に有名な「宝生グループ」、宝生家のお嬢様麗子のお抱え運転手です。本当は、プロの探偵か野球選手になりたかったという影山は、謎を解明しない麗子に時に容赦ない暴言を吐きながら、事件の核心に迫っていきます。 本格ものの謎解きを満喫でき、ユーモアたっぷりのふたりの掛け合いが楽しい連作ミステリです。
レビュー(1993件)
謎解きはディナーのあとで
以前、櫻井君がドラマに出ると知って読みました。なかなか面白い推理小説だと思いました。
初めての作家さんの著書って手を出しにくいのですが・・・他の方のレビューに【赤川次郎さん好きな方にはぴったり(私は好きなので)】と有りましたし、ドラマ化されたので(キャストにあまり好きではない方が出演されていたので見ていませんが)購入してみました。 確かに作風が赤川さんと似ている様な気がしますし、短編での構成なのでサラリと読めました。ただ、推理小説としてはちょっと・・・所々に出て来る執事とお嬢様の掛け合いは面白かったですが・・・。
まあまあ
はじめて、読む方にはおすすめです。意外とはまる感じはありますが、のめり込むほどかといえば微妙です。
親子で読みました
TVのCMを見て、毒舌執事とお嬢さま刑事のやり取りがどんな感じか、読んでみたくて、購入しました。小学高学年の娘二人が先に読んでしまい、「影山おもしろい!!」と楽しんでました。私もテンポの良いやりとりと、宝生麗子の心の声が好きです!!。ただ推理小説とは、ちょっとちがうような・・・、そんな感じがします。
嵐ファンでも桜井君好きでもない4年生の娘。 純粋に本が面白い!と読みふけってます。