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完全無欠な人間が完全な情報を得て正しい判断をするーこれが経済学の仮定する経済人である。だが、現実にはこのような人間はいない。情報はあまりに多く、買い物をしたあとでもっと安い店を知って後悔する。正しい判断がいつも実行できるわけではなく、禁煙やダイエットも失敗しがちだ。本書は、このような人間の特性に即した「行動経済学」を経済学史の中に位置づけ直し、その理論、可能性を詳しく紹介する。
完全無欠な人間が完全な情報を得て正しい判断をするーこれが経済学の仮定する経済人である。だが、現実にはこのような人間はいない。情報はあまりに多く、買い物をしたあとでもっと安い店を知って後悔する。正しい判断がいつも実行できるわけではなく、禁煙やダイエットも失敗しがちだ。本書は、このような人間の特性に即した「行動経済学」を経済学史の中に位置づけ直し、その理論、可能性を詳しく紹介する。
レビュー(49件)
興味があったので
経済学には縁が遠く、あまりよくわからないのですが、行動という言葉が付いているので購入してみました。経済学というと難しい理論が多く、実用的な感じがしないのですが、読んでみてなるほどと思うところがいくつもありました。今後は、もっと経済学の分野も研究してみたいとい思っています。
新しい知識の習得
初めてのジャンルの本であったので少し内容が難しいように感じた。
いささか難しい文面ですが、できるだけ難解な数式は排除してあるのでとっつきやすいと思います。経済学に興味が無いひとでも心理学の延長だと思えばわかりやすいかも。
行動経済学で読むに値すると判断しているものについては、片っ端から購入しています。