- 59
- 4.04
朝日新聞「天声人語」で紹介! 辞書の世界をのぞいてみよう 芸人ならではの切り口で、代表的な国語辞典を例にとりながら、語数、品詞、デザイン、歴史、用例、語釈などから辞書の魅力を多面的に紹介。あなたの知らないディープな辞書の魅力がここに!(イラスト:宮尾和孝) 【目次】 この本に登場する主な辞書 自分だけの一冊がわかる!? オススメ辞書占い はじめに 第一章 広くて深い辞書の世界をナビゲート 1.国語辞典は、みんなちがう! 2.国語辞典のルーツ 3.辞書の中にもブランドがある 4.国語辞典は二冊持つ時代 5.なぜ、こんなに多様化したのか? 6.忘れちゃいけない文法問題 7.辞書のディテールを楽しむ 第二章 タツオセレクト! オススメ辞書ガイド 1.キャラクターで解説! 個性派辞書図鑑 『岩波国語辞典』 『新明解国語辞典』 『明鏡国語辞典』 『集英社国語辞典』 『新潮現代国語辞典』 『ベネッセ表現読解国語辞典』 『角川必携国語辞典』 『新選国語辞典』 『三省堂国語辞典』 『日本語 語感の辞典』 『基礎日本語辞典』 コラム『基礎日本語辞典』著者 森田良行先生にインタビュー 2.まだまだある! 紹介したかった「国語辞典」たち 3.タツオオススメ「辞書関連本」 ことばのぬまのおくがき 文庫版あとがき 解説 三浦しをん
レビュー(59件)
読書日記
2019年7月23日読了 国語辞典の紹介本。まあ面白かった。 最近言われ出してきた、国語辞典にはそれぞれ特徴があるみたいな内容。 で、そういうことが言われ出したからか別の理由か知らないが、国語辞典のそれぞれの特徴が、特徴を超前面に出しているものを除いて、収束されていっているように感じる。他の商用物と同じ。 この人は広辞苑を嫌っている。そもそも広辞苑は国語辞典ではない(百科事典的なものだ)みたいなことを書いていた。 この本の中に「私たちは、人生で少なくとも一度は辞書を買います」と書かれているところがあったが、俺は一度も国語辞典に関しては買った(買ってもらった)ことがない。俺みたいな人がいっぱいいると知っているから、『国語辞典』と書かずに『辞書』と書いていたのか。 国語辞典好きのくせに、『国学者』の意味を間違って使っていると思った。が、読み返してみると、間違ってないような気もした。
楽しい
面白くためになる。中学・高校生、並びにその年齢の子供を持つ保護者に読んでもらいたい。職業柄、英語の辞典は、60冊ほど持っているが、国語辞典は普通の国語辞典を数冊持っているだけだったので、紹介されている特徴のある辞典がほしくなった。