迷えるメンター・メンティーに捧げる!医学教育に活かすメンタリング
「メンタリング」できていますか? 先輩に指導を受けたら,もしくは後輩ができたら即メンター(指導者)・メンティー(指導を受ける側)の関係になるわけではありません.メンタリング(メンターシップ)は,個々人の目指すべき目標や,性格,背景などによってベストな方法が異なります.メンターとして,メンティーから望まれている役割はなんでしょうか(伝統・コネクター・コーチ・スポンサー).メンタリングの基礎を知らずして行き着く先は「ハイジャック犯」「占有者」「搾取者」「カントリークラブの仲間」「ボトルネック」「世界旅行者」です.一方で,“良いメンティー”になるにも条件があります.良いメンターを見つけ,良いメンティーになることこそ,あなたのキャリアの第一歩です.
はじめに
1 ● メンタリングとは
〔COLUMN1〕研修先の選び方
2 ● メンタリング・メンターシップに関連するこれまでの研究
1.メンタリングのエビデンス
2.メンタリングは対面でもオンラインでも効果がある
3.メンターシップは持続可能性が大切
・押さえておきたい文献・書籍・ウェブサイト
〔COLUMN2〕臨床医が研究をする意味はどこにあるのか
〔COLUMN3〕文献整理ソフトの活用法
3 ● 医学教育や医療の現場にメンターシップを導入することで改善が期待できること
1.Win-Winなメンターシップの魅力
2.バーンアウトとメンタリング
〔COLUMN4〕専門分野、研究テーマの選び方
〔COLUMN5〕留学で得られること・失うことは何か?
4 ● メンターに知っておいて欲しいこと
1.メンターの型
・「4つの型」以外のメンター像
・まとめ
2.良いメンターの条件
・メンターがすべき4つの行動
3.メンティーを指導するときの工夫
4.メンターが避けるべきこと
5.マインドフルメンターシップ
〔COLUMN6〕Teaching is learning twice over(教えることは学ぶこと)
〔COLUMN7〕クリニカルピクチャーを書こう!
5 ● メンティーに知っておいて欲しいこと
1.よいメンティーの条件
2.適切なメンターの選び方
3.一人のメンターに過度に依存することのリスクと、メンタリングチームを作ることの重要性
〔COLUMN8〕Done is better than perfect
〔COLUMN9〕グラム染色をしよう
6 ● メンターシップと多様性・女性医師へのメンターシップ
1.一人ひとりにあった指導を考える:女性医師へのメンタリング
2.メンターとメンティーの性別の一致は必要?
〔COLUMN10〕EQUATOR networkの紹介
7 ● 国立成育医療研究センターのメンターシッププログラム
〔COLUMN11〕 仕事を終わらせる順番
8 ● メンタリング・メンターシップの今後の課題
〔COLUMN12〕医師にとっての減らない貯金
おわりに
索引
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