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デビュー20周年記念刊行 嵐によって隔絶された瀬戸内の孤島 巨大な球形展望室を有する異形の館 遺言に従って集められた一族の面々 東川篤哉長編史上、最大最長最新傑作! 岡山の名士が亡くなり、遺言に従って瀬戸内の離島に集められた一族の面々。球形展望室を有する風変わりな別荘・御影荘で遺言状が読みあげられた翌朝、相続人の一人が死体となって発見される。折しも嵐によって島は外界から孤絶する事態に。幽霊の目撃、鬼面の怪人物の跳梁、そして二十年前の人間消失ーー続発する怪事の果てに、読者の眼前に驚天動地の真相が現出する! 本屋大賞作家が満を持して放つ、謎解きの興趣とユーモアあふれる本格推理長編。
レビュー(66件)
期待を込めての星5つです。これまで読んできた作品はどちらかというとライトというか手軽ないし気軽にという作風という印象でした。こちらは本格推理ものと言ってもよい感じの作品のように思いましたので、じっくり推理しながら読み進めたいと思います。