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大人気漫画を原作とする実写映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を小説化!! 特殊能力を持つ、漫画家・岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性から この世で「最も黒い絵」の噂を聞く。 それは最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵だった。 時は経ち、新作執筆の過程で、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は 取材とかつての微かな慕情のためにフランスを訪れる。 しかし、不思議なことに美術館職員すら「黒い絵」の存在を知らず、 データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13 倉庫」だった。 そこで露伴は「黒い絵」が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することとなる…。
レビュー(12件)
北國ばらっと先生の岸辺露伴ノベライズはどれも最高なので、こうして映画版のノベライズも担当なさったのがうれしいですし納得です。実写露伴のノベライズは初なのでいつもと少し違う露伴先生です。
言葉は的確だが情緒は失われていない。愉しく読みました。 露伴先生の過去が少し視えて興味深かった。