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秋田の貧しい小作農に生まれた富治は、伝統のマタギを生業とし、獣を狩る喜びを知るが、地主の一人娘と恋に落ち、村を追われる。鉱山で働くものの山と狩猟への思いは断ち切れず、再びマタギとして生きる。失われつつある日本の風土を克明に描いて、直木賞、山本周五郎賞を史上初めてダブル受賞した感動巨編。
秋田の貧しい小作農に生まれた富治は、伝統のマタギを生業とし、獣を狩る喜びを知るが、地主の一人娘と恋に落ち、村を追われる。鉱山で働くものの山と狩猟への思いは断ち切れず、再びマタギとして生きる。失われつつある日本の風土を克明に描いて、直木賞、山本周五郎賞を史上初めてダブル受賞した感動巨編。
レビュー(195件)
名作。かなりの長編のため、さらりと読むという訳にはいかないが、文体は読みやすく、ストーリーに引き込まれて読了。マタギの生き方、人としての本能、自然との対峙などが情感を持って描かれている。
駄作!!
いつも本を買う時は、本の内容と皆様のレビューを参考に購入しております。此方の著者の本を購入したのは初めてでしたが、レビューもまぁまぁでしたので、購入しました。しかし、全く面白くありませんでした。途中で放棄!!この著者の本はもう買いません!!
泥臭い男の半生
マタギ(狩猟)を家業とする男の半生です。 人から勧められて読んだのですが、とても面白かった。 特に男性からは支持される本だと思いますよ。 主人公のマタギの、寡黙で情に厚い人柄や、貧しくともたくましく時代を生きていく姿が魅力的です。 お話も、淡々と男の一生を書くのかと思いきや、終盤の熊との闘いにハラハラさせられたり、最後まで飽きません。
目の前に浮かんでくるような臨場感
山好きな僕にとってはマタギの生活をまるで自分がやっているような気分になりました。 一気に読んでしまう一冊です
大作です
非常に分厚い本ですが、その分内容も非常に深いものでした。 イロイロと過激な部分も見受けられるので、年齢層としては間違いなく大人の読み物です。