私は最近、やっとこの人間世界に存在する数ある法則の中のひとつに気づいた。「出会い」とは、決して偶然ではないのだ。でなければどうして、「出会い」が、ひとりの人間の転機と成り得よう(本文より)。--清澄な抒情を湛える数々の宮本作品。その文学世界の秘密を描き出した、自伝的エッセイ集。
どんな人と出会うかは その人の命の器次第なのだ
私は最近、やっとこの人間世界に存在する数ある法則の中のひとつに気づいた。「出会い」とは、決して偶然ではないのだ。でなければどうして、「出会い」が、ひとりの人間の転機と成り得よう(本文より)。--清澄な抒情を湛える数々の宮本作品。その文学世界の秘密を描き出した、自伝的エッセイ集第2弾。
I
吹雪
父がくれたもの
わが心の雪
大地
東京は嫌い
雨の日に思う
かぐや姫の「神田川」
正月競馬
改札口
十冊の文庫本
精神の金庫
蟻のストマイ
命の器
馬を持つ夢
II
街の中の寺
私の愛した犬たち
「内なる女」と性
南紀の海岸線
貧しい口元
潮音風声
III
アラマサヒト氏からの電報
成長しつづけた作家
坂上楠生さんの新しさ
「川」三部作を終えて
芥川賞と私
命の力
「泥の河」の風景
「泥の河」の映画化
小栗康平氏のこと
「道頓堀川」の映画化
私の「優駿」と東京優駿
「風の王」に魅せられて
錦繍の日々
あとがき
初出一覧
レビュー(16件)
うーん
うーん!いまいちかな。でも、ポケットに入って持ち運びには便利
作家宮本輝が知りたくて読みました。 1980~83年初出のエッセイです。 お父さんとの幼い頃の思い出、競馬、自身の不安神経症に結核…。 最近の対談でスマートに見える著者に興味が出て読んだのですが、やはり幼い頃から数々の人生苦を経て、今があるのですね。 著者の生い立ちや作品作りの背景など少しでもわかればと手に取った本なので、有意義でした。
命の器
213310-20140708-0507558339。 自伝的エッセーということで期待をこめて。
出会いは偶然ではなく・・・必然だと著者は語る。 事実、出会う仕組みになっているのだろう・・・
59回目のプロポーズでおすすめしていた本なので購入してみました。今度の休みにじっくり読んでみます。