巷説百物語シリーズ第四弾です。 本作は、シリーズ第一弾である『巷説百物語』のさらに前の話で、 若かりし頃の又市が御行となり、裏の仕事に手を染めるきっかけが 描かれています。とてもやるせない哀しい物語です。 又市と御燈の小右衛門との出会いも描かれています。 その時の小右衛門さんが、このうえなくかっこいいのです。 「雷を落とせば現の嘘を夢の真に変えられるか」 そう言ってにやりと笑う小右衛門さん、かっこよすぎます。,「嗤う伊右衛門」からの又市ファン 巷説シリーズはその又市の素性がより理解できて嬉しいですね 京極堂シリーズも好きだけど、巷説シリーズは一気に読めてしまいます 文章なのに、なぜか映画のシーンの様に目に浮かぶんですよね場面が。 本の厚さや重みに尻込みしないで、読んで見てください,京極氏の小説はどれも好きですが特にこの百物語シリーズは大好きです。「必殺仕事人」みたいに悪人を殺しておしまいというのではなく無駄な殺生をしないで八方ふさがりの状態を打破していく、知恵を絞っての頭脳戦にしびれます。しかもこれは第一弾の「巷説百物語」より前にさかのぼり又市がこの稼業に手を染めるきっかけの事件から始まる物語でその意味でも大変興味深く面白く読めました。,京極夏彦さんの本は、これで二冊目。 時代ものに嵌まり始めた位、面白いです^^* 思わず最初の三冊をまとめ買いしてしまいました。 妖怪からくりですが、妖怪好きにはたまりません!,京極堂と百物語にはまり、立て続けに読んで寝不足になりました。
レビュー(104件)
百物語はじまりの物語。
巷説百物語シリーズ第四弾です。 本作は、シリーズ第一弾である『巷説百物語』のさらに前の話で、 若かりし頃の又市が御行となり、裏の仕事に手を染めるきっかけが 描かれています。とてもやるせない哀しい物語です。 又市と御燈の小右衛門との出会いも描かれています。 その時の小右衛門さんが、このうえなくかっこいいのです。 「雷を落とせば現の嘘を夢の真に変えられるか」 そう言ってにやりと笑う小右衛門さん、かっこよすぎます。
又市ファン
「嗤う伊右衛門」からの又市ファン 巷説シリーズはその又市の素性がより理解できて嬉しいですね 京極堂シリーズも好きだけど、巷説シリーズは一気に読めてしまいます 文章なのに、なぜか映画のシーンの様に目に浮かぶんですよね場面が。 本の厚さや重みに尻込みしないで、読んで見てください
京極氏の小説はどれも好きですが特にこの百物語シリーズは大好きです。「必殺仕事人」みたいに悪人を殺しておしまいというのではなく無駄な殺生をしないで八方ふさがりの状態を打破していく、知恵を絞っての頭脳戦にしびれます。しかもこれは第一弾の「巷説百物語」より前にさかのぼり又市がこの稼業に手を染めるきっかけの事件から始まる物語でその意味でも大変興味深く面白く読めました。
時代もの
京極夏彦さんの本は、これで二冊目。 時代ものに嵌まり始めた位、面白いです^^* 思わず最初の三冊をまとめ買いしてしまいました。 妖怪からくりですが、妖怪好きにはたまりません!
京極夏彦のシリーズ物にどっぷり
京極堂と百物語にはまり、立て続けに読んで寝不足になりました。