『実存から実存者へ』『時間と他者』『全体性と無限』『存在するとは別の仕方で、あるいは存在の彼方』等々、多岐にわたるテクストの精緻かつ丹念な読解によるレヴィナスとの対話。フランス現象学の中でもとかく難解とされるその思想を我がものとする著者の理解は、その深みと広がりにおいて、一つの到達点を示す。
第1章 レヴィナスの倫理思想ー主体性と他者ー
第2章 バタイユとレヴィナスにおけるエコノミーの問題
第3章 レヴィナスにおける疲労と睡眠
第4章 存在からの脱出と身体の諸感情
第5章 レヴィナスにおける時間の超越と存在論的差異の彼方
第6章 他者から無限へーレヴィナスの時間論ー
第7章 もう一つの近代、あるいはデカルトとレヴィナスー「魂の原理」から「身体の原理」へー
第8章 身体とその影、あるいはイメージ、リズム、音ー中期レヴィナスにおける身体の問題ー
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