本書は、ファイナンスにおけるさまざまな取引法、特にオプション取引の考え方を実践的に解説した書である。まず最初に、オプション価格付け方法の基本となる利子の計算、すなわち単利・複利・連続複利という3種類の金利の計算法について述べ、次に、時間の反転を計算上で行う割引計算について解説する。そして、実際の商品取引所や証券取引所で行われる取引法について概観したうえで、オプション取引およびその価格付けの方法について、丁寧に解説する。多くの例題を掲げ、それらを一つずつじっくりと解くことで、ファイナンス理論の基本となる考え方、およびその数学的側面が理解できる絶好の入門書である。
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