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織田信長が天下布武(てんかふぶ)を掲げた頃、陸奥(みちのく)の南部家では内紛が続いていた。新たな時代を予見する九戸党の棟梁・政実(まさざね)は、ついに宗家を見切った。戦の天才「北の鬼」九戸政実が、武者揃いの一族郎党を束ねて東北の地を駆け巡る。著者が故郷を舞台に熱き思いを込めた歴史巨編「陸奥3部作」の最終章、待望の文庫化。(講談社文庫) 『炎立つ』『火怨』…… 大河3部作の決定版 織田信長が天下布武(てんかふぶ)を掲げた頃、陸奥(みちのく)の南部家では内紛が続いていた。新たな時代を予見する九戸党の棟梁・政実(まさざね)は、ついに宗家を見切った。戦の天才「北の鬼」九戸政実が、武者揃いの一族郎党を束ねて東北の地を駆け巡る。著者が故郷を舞台に熱き思いを込めた歴史巨編「陸奥3部作」の最終章、待望の文庫化。
レビュー(50件)
期待して読んだが残念な内容
中世から近世に急速に移り変わるなか、中世の価値観のみで生きた九戸政実が当主・南部信直に叛き滅亡するまでの物語。政治力ゼロの政実を、無理に「秀吉に喧嘩を売った男」に仕立てるためリアリティを失う結果となったのが残念。
九戸政実については資料も少なく、小説化するのは大変だったと想像するが、とても面白かった。政実の漢としての面白いを感じた。
この作家はいい
事象の羅列じゃなく、大変リアルな感覚を持てます。 九戸政実、それに関わる周りの武将たちのやりとりが大変面白い。
先が気になる
商品はすぐに届きました。読めば読むほど先が気になって毎日寝不足です。
おもしろい
おもしろいです。おすすめです。。。。。。