「木口木版画」とは、輪切りにしたツゲなどの木材を「版」にした木版画技法の一種です。18〜19世紀にかけてヨーロッパで書籍の挿絵として広く用いられました。通常の木版画と異なり、極めて精緻な絵柄が刷れることから、現在でも愛好家は多く、広く関心を集めています。
本書はそんな木口木版画の基本的な彫り・摺りから、本格的な作品制作の仕方、通常の木版画との併用や100円ショップなどで買える道具や材料を用いた制作方法など、これから始める方はもちろん、制作経験のある中級者以上の方、そして普段は通常の木版画を手掛けている方にも参考になる「実践的な技法書」です。この1冊があれば手軽に始められるので、作品制作、版画集制作、ワークショップ等にも活用できます!
国内唯一の版画専門誌『季刊版画芸術』の好評連載の再編集。
第1回 彫りと摺りの基礎
第2回 鏡摺りと鏡貼り
第3回 板目木版との併用
第4回 マスキング法
第5回 「箔」を使った表現
第6回 木口木版の凹版刷り
第7回 ビュランを使わない木口木版
第8回 木口木版の平版摺り ほか
第9回 身近な材料で作る木口木版
付 録 木口木版画 道具・材料ガイド/ 木口木版画 材料店・工房 一覧
参考作品/木口木版画の話
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