95歳の老哲学者が説く人生の極意。道元、良寛、親鸞、荘子、パウロ、西田幾多郎、セネカ、……多くの思想家たちの言葉から、すべてが衰亡していくなかにあっても、執着を捨て、あるがままを受け入れ、ただ生きる、それが幸福に生きる方途だと明らかにする。
I 序
II 私の「死生観」
III 本についての残す言葉
IV 人生論 --「自受用三昧」に生きよ!--
1 「辨道話」
2 「大修行」・「深信因果」
3 「仏性」
4 「生死」 --暫定的結語ーー
5 補説(1) --「万物斉同の哲学」--
V 補説(2)
1 「絶対無」について
2 「二重写し」・「同時現成」・「重ね書き」・「矛盾的自己同一」について
3 道元の「有時」について --「同時炳現」--
VI 井筒俊彦『意識の形而上学 --『大乗起信論』の哲学ーー』を読む
1 序
2 双面的思惟形態
3 「悟達の人」と「決定論と自由」
4 「真如」という仮名
5 言語的意味分節・存在分節
6 ウィトゲンシュタインにおける「存在分節」 --「科学」とは何かーー
VII 人生論 --「自然法爾」に生きよ!--
VIII 後書
1 西田幾多郎『善の研究』を読む
2 三木清『人生論ノート』を読む
3 「個物」と「個性」について
4 「スピノザの神」について
IX 余滴 --中野孝次『ローマの哲人 セネカの言葉』を読むーー
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