病と死が決して忌み嫌うべきものではなく、大きな視野から見た時、有難い、素晴らしい体験であることをこの本を通して知ることが出来ます。大きな視野、宇宙的見地だからこそ見える、天と地の病と死に関して多くの真実を知ることで、限定された小さな視点からは決して見えないものを知り、死ぬことも病に臥せることも怖れず、より積極的に生きていけます。 誰にとっても避けたい病は、「大きな役割、目的、そして学びをもたらし」、「大切な学びのプロセスを提供するが故、地上で最も体験したいことの一つであり、病で臥すということがもたらすもの、気持ち、状況、もたらされる副次的な諸々の変化がどういうものかを知るかけがえのないチャンスである」とも伝えています。 また、「すべてはエネルギーで出来ており、繋がれ、循環し、動きの元となるエネルギーは生命の元を供給しながら、要らなくなったものを回収し、廃棄すると同時に再利用可能エネルギーとして循環、利用するシステムになっている」とも伝え、私達は「大きなシステムの中の一要素、一構成要因で、エネルギーの小さな一つの単位とも言える」として、「機械も壊れてみて、その修理方法を考えるように、病気の治療法も開発される」とも教えてくれます。大変有難いのは、発達障害、癌、鬱、認知症、自閉症を含めて「病を発生した時の対処法、如何に期間と不順を軽く済ませ、学ぶべくは学び、会得すべくきは会得し、素早く元の元気な状態に戻れるか」を教えてくれているところです。死については「一つの大きな区切り、一連の続いてきた様式、存在形態から元々の存在様式に戻り、元々の形態に落ち着くまでの経過、筋道のようなものを指す」、「喜びの行事、出来事であり、喜ばしき移行、帰還である」と詳しく説明し、「ゆくゆく次の人生を設計、計画するときの判断材料とするために終わった人生の出来事を一つ一つを振り返る」とも伝えています。 これらを通して、病と死の深い意味、命の永遠なることを知り、怖れを手放し、生きることを積極的に楽しめるようになるでしょう。
レビュー(0件)