【輸入盤】Between Two Worlds〜交響曲、協奏曲、アリア ラ・スパーニャ・バロック・オーケストラ
: アーベル、カール・フリードリヒ(1723-1787)
復元協奏曲やアリアでアーベルの実像に迫るアルバム
アーベル:交響曲、協奏曲、アリア
ラ・スパーニャ・バロック・オーケストラ
ケーテンの宮廷楽長だったアーベルの父親はバッハの後任で、アーベル自身も、1748年にバッハの推薦でドレスデンの宮廷音楽家として雇用されて七年戦争まで9年間在籍。その後、1759年にロンドン到着後は、亡くなるまで28年間に渡って同地を拠点にガンバ奏者・作曲顔として活躍。1762年にはヨハン・クリスティアン・バッハと親しくなり、ほどなく連名のコンサート・シリーズをスタート。クリスティアン・バッハの死まで20年近くに渡って定期的にコンサートを開催し、著名なゲスト・アーティストによる演奏や、ハイドンなど多くの作品が紹介されています。アーベルのもとにはモーツァルト少年も訪れ、アーベルの交響曲を写譜して勉強し、それがモーツァルトの死後に交響曲第3番として出版されたりもしていました。
近年はアーベルの研究も進み、ドイツの音楽学者、ギュンター・フォン・ツァードウによるアーベル作品番号「AbelWV」カタログには420の作品が掲載。そのツァードウは、このアルバムで、ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲 ト長調の復元に関わってもいます。
演奏はスペインの古楽器奏者たちによるもので、勢いのある小気味良いアプローチで魅了します。
ブックレット(英語・12ページ)には、ガンバとチェロと指揮を受け持っているアレハンドロ・マリアスによる解説を掲載。
トラックリスト (収録作品と演奏者)カール・フリードリヒ・アーベル [1723-1787]
◆ 交響曲 ハ長調 Op.10 No.4 AbelWV E22
1. I. プレスト 3'58
2. II. アンダンテ 2'44
3. III. アレグロ 2'17
4. ◆ 歌劇「シファリ」よりアリア「涙をおさえて」 AbelWV A8:1 11'28
◆ フルート協奏曲 ホ短調 AbelWV F14(初録音)
(ヴォルフガング・コストゥヤクによるヴィオラ・パート再構築)
5. I. アレグロ 5'44
6. II. [アダージョ] 4'24
7. III. アレグロ 4'08
◆ ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲 イ長調 AbelWV A9:1A
(ヴォルフガング・コストゥヤクによる再構築)
8. I. アレグロ・モデラート 4'29
9. II. アダージョ 5'11
10. III. アレグロ 3'45
◆ チェンバロ協奏曲 ニ長調 AbelWV F7(初録音)
11. I. モデラート 6'38
12. II. アダージョ 6'16
13. III. アレグロ・アッサイ 5'22
◆ ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲 ト長調 AbelWV A9:2
(AbelWV F17、F24からトーマス・フリッチュ、ギュンター・フォン・ツァードウが編集)
14. I. モデラート 5'43
15. II. アダージョ・マ・ノン・トロッポ 5'18
16. III. アレグロ 4'57
アレハンドロ・マリアス(ヴィオラ・ダ・ガンバ/シャルル・リシェが1997年に製作したミシェル・コリション・モデル)、(チェロ/シャルル・リシェが1990年に製作したマッテオ・ゴフリラー・モデル)、(指揮)
ジョネ・マルティネス(ソプラノ)
ラファエル・ルイベリス・デ・トーレス(フルート/マルティン・ヴェナーが2015年に製作したカルロ・パランカ・モデル)
ジョルダン・フマド(チェンバロ/ブルース・ケネディが2009年に製作したミヒャエル・ミートケ・モデル)
ラ・スパーニャ・バロック・オーケストラ
ヴァイェ・ゴンサレス(オーボエ)
マリア・ヘスス・モレノ(オーボエ)
ヴィセント・セッラ(ホルン)
ミゲル・オリバレス(ホルン)
イレーネ・ベニート(第1ヴァイオリン/ソロ)
シルヴィア・モンディーノ(第1ヴァイオリン)
エルビラ・マルティネス(第1ヴァイオリン)
アマヤ・フィゲレド(第1ヴァイオリン)
マルタ・マヨラル(第2ヴァイオリ
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