清らかで力強く、さわやかな美味さーー日本の酒造りは世界に誇る伝統文化である。しかしその華であるべき日本酒から、いまや本来の姿が失われてしまっている。日本酒の原点はどこにあるのか。「酒は純米、燗かんならなお良し」。酒造技術指導の第一人者が、蒸きょう・製ぎく法・醪もろみ等の極意、生もとや山廃等の伝統技法のほか、日本酒が醸されてゆく過程を丹念に紹介。経験と理論に裏打ちされた、真剣勝負の世界と日本酒の未来像を語る。
はじめに
第1章 原点回帰──「純米酒」こそが日本酒だ
第2章 日本酒の本質──これだけは「純米酒」造りに欠かせない
第3章 極意──これが「純米酒」造りだ
第4章 温故知新──生もとが生む「純米酒」
第5章 生涯、一技術者──私が「純米酒」を教えた日々
第6章 醸は農なり──「純米酒」が業界を変える日
あとがき
解説 太田和彦
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