2011年3月11日の東日本大震災で被災した福島県在住の詩人・和合亮一が震災の翌週からツイッターで詩の発信を続けて大きな話題となった。この『詩の礫』を、すぐさま「歌」(つぶてソング)にして全国に発信したのが作曲家の新実徳英である。本作は、被災者へのインタビューを通して新たに書き下ろされた詩集『詩の邂逅』(朝日新聞出版)の言葉から編まれた全4曲からなる女声合唱組曲。どの曲も親しみやすく明るい音楽だが、その奥深くには作者の込めた強い意志と祈りが感じとれる。2012年11月、うたびと“風”のつどい(指揮=片山みゆき)により初演される。
[曲目]
「窓」「風の吹く日に」「青空の種子」「平和の木の影を」
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