2019年10月に予定されている消費増税。好景気、雇用率向上が継続しても、消費増税により家計消費の低減が予測される。著者自身の調査・見解によれば、好景気、雇用率向上の恩恵を受けた20代の若年層が現金貯蓄に向かう現象にあり、若者が資産形成ではなく現金貯金に向かう原因は「お金をどう使っていいかわからない」「将来不安」「リスクを取るより、目減りのない預貯金がいいという「デフレ・マインド」が原因としている。これに対して70代以上では消費税にかかわらず、資産形成や消費増大傾向がある。本書はこの流れを受け、消費税増税が実施された時、事業会社でエンドユーザーに商品やサービスを企画提供する開発者、マーケターに向け、消費傾向の理解や指標のモニタリングによってFACTベースで示唆、戦略を議論、立案するための一冊としたい。
レビュー(7件)
いつもありがとうございます。大変助かります。引き続き頑張って下さい
失われた20年をほぼ解明
円高の正体(2012年)とあわせて読みました。金融政策(金融緩和)が中心で、雇用と物価そして為替について丁寧に書かれています。イデオロギーを排して客観的に解説されています。難しいところは飛ばしても、読みどころは十分ありますので、専門外の人が読んでも勉強になります。ところどころ著者の思いを記したところがあります