本書は大学生を対象にしたロジカルシンキングの基本を解説した。とりわけ、大学で初めて、レポート作成、プレゼンテーション、グループワーク等を行う新入生を主な読者として想定している。
また、下記の特徴を意識して作成している。
• 大学生に活用のイメージがわかるような事例を用いた記載
• 大学や社会で活用できるような実践的な内容を記載
• ロジカルシンキングを実践する際に役に立つ対話での心がけ等も記載
具体的には、第1章、第2章ではロジカルシンキングの概要や学び方を説明した。第3章では、アイデアの出し方も含めた基本的な考え方を記載し、ロジカルシンキングを身につけるためのベースを記載した。第4章から第5章では、わかりやすく説得力のあるコミュニケーションを扱っている。構造化してわかりやすく伝えるためのポイントとなる「イシュー」「枠組み」といった考え方や伝えるための便利なツールである「ピラミッドストラクチャー」を紹介している。第6章、第7章では問題解決を扱い「MECE」や「ロジックツリー」をはじめとする効果的な問題解決に不可欠な考え方やツールを紹介している。
第1章 ロジカルシンキングとは
1.1 ロジカルシンキングはなぜ必要か
1.2 ロジカルシンキングの利点は何か
1.3 ロジカルに考えるための3 つの基本
1.4 学び方で意識して欲しいこと -わかるとできるの違いー
第2章 グループワークについて
2.1 クラスでの心がけ
2.2 ブレインストーミング
2.3 非言語コミュニケーションの大切さ
第3章 アイデアの出し方と論理思考の基本的な考え方
3.1 思考の型の大切さ
3.2 発想の出し方
3.3 演繹法と帰納法
3.4 逆・裏・対偶
第4章 わかりやすく伝える方法
4.1 先に「結論」,次に「根拠」
4.2 イシューを設定する
4.3 枠組みを考える
4.4 論理の三角形(主張と根拠)
4.5 適切な事実との紐づけ
第5章 ピラミッドストラクチャーで文章を考える
5.1 ピラミッドストラクチャーとは何か
5.2 文章を作成する
5.3 反論へ備える
5.4 感情への配慮
第6章 分解とその応用
6.1 分解とMECE
6.2 マトリックスとロジックツリー
6.3 ピラミッドストラクチャーとロジックツリー
6.4 フェルミ推定
第7章 効率的な問題解決
7.1 問題解決の4 つのステップ
7.2 問題の設定
7.3 問題箇所の特定と原因の発見
7.4 解決策の立案
7.5 仮説と検証
あとがき
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