古代から昭和20年まで、日本における図書と図書館(文庫)の歴史をその時代背景とともに通史的に詳説する概説書。近世以前の「文庫」の成立や時代背景まで取り上げて詳述。古書籍についての書誌学的記述や貸本など、広い意味での図書文化に関する記述も多く、幅広い知識を得ることができる。
1 序 論
1·1 日本図書館史の時代区分
1·2 わが国における図書文化の成立
2 貴族文庫時代(飛鳥、奈良、平安時代)
2·1 飛鳥時代
2·2 奈良時代
2·3 平安時代
3 僧侶文庫時代(I)(鎌倉時代)
3·1 鎌倉時代と新仏教
3·2 鎌倉時代の印刷文化
3·3 寺院文庫
3·4 宮廷、貴族階級の文庫
3·5 武士階級の文庫
3·6 『本朝書籍目録』
4 僧侶文庫時代(II)(南北朝、室町時代)
4·1 五山版と五山文化
4·2 五山版と包背装
4·3 寺院文庫
4·4 宮廷、貴族の文庫
4·5 武家文庫と武士の開版活動
4·6 図書文化の一般庶民への普及
5 武家文庫時代(安土、桃山、江戸時代)
5·1 古活字版時代
5·2 徳川家康の開版事業
5·3 昌平坂学問所の文庫と官版
5·4 諸大名の文庫と藩校文庫
5·5 神社文庫
5·6 出版活動の発展と貸本屋
5·7 江戸幕府の出版物取締と本屋仲間
5·8 個人文庫と公開図書館への動き
6 市民図書館時代
(明治、大正、昭和から第二次世界大戦敗戦まで)
6·1 市民図書館時代の時代区分
6·2 書籍館時代
6·3 図書館令時代
6·4 改正図書館令時代(一九三三ー一九四五年)
あとがき
人名索引
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