頼まれたわけでもないのにマンガを描き、ゲームを作り、それを自主制作物として商業流通によらず誰かのもとに届ける。
こうした同人活動に着目し、それを支える同人誌即売会や印刷所なども含めて「同人文化」としてとらえ、同人界隈の日常的実践を描き出す。
序章 「同人文化」の研究にむけて──関連研究レビューからの視座/玉川博章
第1章 中小規模即売会からみる同人文化──主催団体代表・運営スタッフへのインタビューから見えてくるもの/玉川博章
第2章 メディア融合時代における参加型文化──コミティアのスタッフを実例として/ヴィニットポン・ルジラット(石川ルジラット)
第3章 同人サークルの制作動機とその変化──デジタル化とグローバル化の時代の同人ゲーム制作者に注目して/小林信重
第4章 同人誌業界のオープンプラットフォーム化──営利企業の動きを中心に/飯塚邦彦
第5章 コロナ禍での同人誌即売会の経験──エアコミケは「本物」の即売会になったか?/杉山怜美
付録 コミックマーケット35・40周年調査報告/玉川博章・小林信重
あとがき/玉川博章
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