ロケットの発射シーンはその迫力と絵になる光景から今も多くの人を惹きつけてやまない。しかし、ロケットを飛ばす原動力となる推進剤(燃料と酸化剤)そのものの開発史についてはほとんど知られていない。推進剤とは一体何なのか、どこの誰が作り、何故その推進剤に決まったのか。液体燃料ロケット推進剤開発の道程を研究の最前線に長年身を置いていた著者が、成功した研究開発計画だけでなく、あえなく失敗に終わった計画についても余すところなく伝える。絶えず爆発の危険と悪臭にまみれながらも、何かに取り憑かれたように熱狂的に取り組んだ研究者達の知られざるインサイドストーリー。
序文 アイザック・アシモフ
推薦! イーロン・マスク
ロケットについての素晴らしい本……すごく面白い
第1章 ロケット推進剤の開発の始まり
第2章 ペーネミュンデとジェット推進研究所(JPL)
第3章 自己着火性推進剤の研究
第4章 自己着火性推進剤用の酸化剤
第5章 いつも酸化剤の候補に挙がる過酸化水素
第6章 ハロゲン系酸化剤、国との関係、宇宙探査への利用
第7章 推進剤の性能について
第8章 極低温推進剤と関連物質
第9章 ソ連の状況
第10章 特殊な推進剤
第11章 一液式推進剤に対する期待
第12章 高密度推進剤とひどい失敗
第13章 これからの見通し
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