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万作・おたま夫婦が継いだ千吉親分の文庫屋が、放火により火事になったーー。 下手人は、台所女中のお染だというが、親分の家でお染に世話になった北一は信じられず、その疑いを晴らすべく奔走する。 さらに、焼け出された人たちが過ごす仮住まいでも事件が起きていた……。 そんななか迎えた新しい年。北一は、ある事をきっかけに、三十年近く前に起きた、貸本屋・村田屋治兵衛の妻殺害事件の真相を明らかにしようと決意する。もちろん、湯屋の釜焚きをしている相棒・喜多次の協力は欠かせない。二人は、この難事件を解決することができるのか。 「ぼんくら」シリーズ(講談社文庫)の人気キャラクター「おでこ」も、二人を助けてくれる存在として登場。 岡っ引き見習いの北一と、謎多き相棒・喜多次の「きたきた」コンビによる物語で、著者が「作家生活三十五年、集大成のシリーズ」と位置付ける時代ミステリー第三弾!
レビュー(91件)
文庫化を待ちきれず
文庫できたきた捕物帳1と2を読んだところ、非常に面白く文庫化を待てずにハードカバーを購入。こちらも期待に違わず面白かった。
クライマックスで、汚れを発見しました。ちょっと酷すぎる。ここまで読んで気づいたものは、交換できないですか?
近所で見かけないので、こちらで購入しました。
宮部みゆきファンで新刊は必ず購入している。これも発売前に予約、期待どおりの内容で読み終えるのが惜しいと思いつつ、一気に読み終えた。こういう時代劇の市井の物語は彼女の真骨頂だと思う。
読書の秋ですね。
宮部みゆき先生の最新刊を15日に注文して17日に届きました。めっちゃ嬉しいです。本屋さんまで行かなくて自宅まで届けてくださり、ありがとうございます。いまから、ゆっくり読みます。