21世紀の社会政策の特徴として就労支援政策があり、それは社会的包摂と位置づけられ、自己決定の観点から各国の相違点を指摘できる。また、地域活動・資源の活用による子育て中の女性に対するエンパワメント、生活困窮者の自立支援も、特徴の一つである。小特集1では欧州の就労支援と所得保障の比較分析、小特集2では子育て支援と女性労働の課題、小特集3では日韓の自立支援政策の再評価を行い、就労支援の今後を展望する。
【巻頭言】 遠藤公嗣
【小特集1】 欧州の就労支援と所得保障:自己決定への模索
小特集に寄せて(高田一夫)
スウェーデンにおける失業と社会保障制度の変化(山本麻由美)
フランスにおける社会扶助受給者と労働市場(小澤裕香)
ドイツにおける長期失業者とワーキングプアへの生活保障制度の現状と課題(森 周子)
【小特集2】 子育て支援労働と女性のエンパワメント
小特集に寄せて(相馬直子)
〈子育て支援活動/事業/労働〉と女性のエンパワメント(相馬直子/堀 聡子)
子育て支援者の生活状況と制度化(近本聡子)
子育て支援者の〈活動/事業/労働〉分析(尾曲美香)
【小特集3】 生活困窮者支援策についての日韓比較研究
小特集に寄せて(戸田典樹)
韓国における生活困窮者支援の概要(許賢淑)
韓国における中間的就労の動向(權順浩)
世帯更生資金貸与制度創設時における低所得層と生活保護行政の動向(田中聡子)
生活困窮者自立支援政策における日韓比較(戸田典樹)
【投稿論文】
開発プロセスの決定における労働者の自律性に関する考察(三家本里実)
書評/SUMMARY/学会関連資料
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