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●主な登場人物/井上芽衣子(東京での社会人2年目にして会社を辞めた23歳。秋田出身。種田と同棲中)、種田成男(デザイン事務所で働くフリーター。福岡出身。学生時代の軽音仲間と趣味でバンドを組んでいる) ●あらすじ/5日間の失踪後、自らが幸せであることを噛みしめつつ芽衣子の待つ自宅へとスクーターを走らせていた種田は、不運にもバイク事故を起こしてしまった。スクーターとともに道路に横たわるその脳裏には、なぜか大学卒業を間近に控えた1年半前の日々が甦ってくる。そして、そんな日々を懐かしく思い出す種田は考えるのだった、「早く家に帰ろう」と…(第15話)。 ●本巻の特徴/バイク事故で逝ってしまった種田。残された芽衣子、加藤、ビリー。淋し過ぎる新生活の中で、種田のギターを手にした芽衣子は…!? 僕らの青春狂想曲、感涙のフィナーレ!! ●その他の登場人物/ビリー(本名・山田二郎。種田のバンド仲間。実家が営む薬局で働く24歳)、加藤(種田のバンド仲間。大学6年生)、アイちゃん(ショップ店員。加藤と付き合っている)
レビュー(177件)
若い頃はよくこんなようなことを考えていたものだ、と大昔を懐かしみながら読ませていただきました。若い人向けかもしれませんが、中年世代・・・とくにバンドをやっていたりバンドが好きだったりな人にもオススメです。読んでいる間はあの頃へ軽くタイムスリップな気持ちになれるかもしれません。 話しの展開的には1巻の方が良かったかなぁ
1巻と連続して読みました。読んでる間、ずっと胸の奥が痛くて痛くて、なんとも言えない気持ちになりました。状況は違っても、若い頃にこんな風に悩み葛藤した経験は誰にでも少しはあるのではないでしょうか?青春時代はとうに過ぎてしまいましたが、一瞬で当時の自分を思い出しました。
いまさらですが、情熱大陸で浅野いにおさんを見てから興味を持ち、2巻完結で、映画化されてる、ソラニンから購入してみました。1回目は、ふ~んて感じで読み終え、でも、もう少し理解してみようと読み返してみたら2回目で感動して泣けた。
映画が面白かったんで、原作も購入。より深く内容が理解できてよかったです。
浅野いにおさんが好きな旦那に…。上下巻を読んで、満足している様子でした。