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「なんとしてでも、地球を死の惑星にはしたくない。未来に向かって、地球上のすべての生物との共存をめざし、むしろこれからが、人類のほんとうの“あけぼの”なのかもしれないとも思うのです」幼少の思い出から、自らのマンガ、そして未来の子供たちへの想いまで。1989年、他界した天才マンガ家・手塚治虫、最後のメッセージ。
「なんとしてでも、地球を死の惑星にはしたくない。未来に向かって、地球上のすべての生物との共存をめざし、むしろこれからが、人類のほんとうの“あけぼの”なのかもしれないとも思うのです」幼少の思い出から、自らのマンガ、そして未来の子供たちへの想いまで。1989年、他界した天才マンガ家・手塚治虫、最後のメッセージ。
レビュー(15件)
もっと長く生きて今の日本の子供たちに夢を与えてほしかったです。
地球に住んでいる人がみんな色々考えて勉強して大切にしていって欲しいもの、、、「我が地球」ではないですか?と考えさせてくれる本です。
手塚治虫さんの伝えたいメッセージがたっぷり込められていて、読み応えがありました。何年も前に書かれたものですが、今読んでも心にずしんときます。今年のできごとを思わず振り返って、人類の生き方について深く考えさせられました。
地球と共存すべき
人間は自然と共存しなければ生きていけないのです。人間が都合よく自然を操ろうなんておこがましいし、無理なことです。 ですが、人間は自分達だけに都合が良いように自然を利用し、他の生物のことはほとんど顧みていません。その結果、環境破壊が生じ、自分達も結局甚大な被害を受けているのです。 偉大だけれども、ガラスのように脆くもある地球(自然)。ジャングル大帝やアトム、ブッダを描かれた手塚先生だからこそ書くことができた良書だと思います。 もう一度、人間は自然の恩恵を受け生かされていることを再認識すべきだと思います。
子供用に買いましたが、まずは自分で読みました。読みやすい文章で、自然環境にも興味を持てる内容です。子供だけじゃなく、世界中の、普段本を買う人にはもちろん、読む時間を作れる人に是非、読んでいただきたい内容と感じます。